リシテアは、株式会社日立ソリューションズが提供する勤怠管理システムです。人事総合ソリューションのひとつで、従業員の勤怠管理や給与管理など、さまざまな人事業務が効率化されるツールです。
本記事では、リシテアの特徴や機能を整理し、分かりやすく解説します。また、利用者のリアルな口コミからメリットやデメリットも紹介します。
リシテアの導入をお考えの方は、他社サービスと比較検討するための判断材料としてご活用ください。
リシテアとは

出典:リシテア 勤怠管理ソリューション | 日立ソリューションズ
リシテアは、株式会社日立ソリューションズが提供する勤怠管理システムです。人事総合ソリューションのひとつで、日々の勤怠実績の登録をはじめ、シフト管理や工数管理などの機能を搭載しています。
スマホからの打刻に対応しており、テレワークの実施状況も把握可能です。さらに、リアルタイムで勤務状況を可視化できます。残業時間を予測してアラートで通知します。
リシテアを導入すると業務負担が減少し、効率的に勤怠管理できるでしょう。
※大企業を中心に豊富な導入実績 1,780社以上(2025年3月末現在)
リシテアの基本機能
| 基本機能 | 概要 |
|---|---|
| 勤務実績登録 | 日々の出退勤の時間を記録する |
| スケジュール・シフト管理 | 従業員の勤務予定を作成する |
| 工数管理 | 従業員ごとの作業時間を把握できる |
| 休暇管理 | 休暇取得状況を把握できる |
| テレワーク機能 | テレワークの実施状況を把握できる |
| 承認状況確認 | 各種申請の進捗状況を把握する |
| 36協定設定 | 上限時間を設定して労働時間を管理する |
| 労働条件設定 | 就業規則に応じた条件を登録する |
| アラート通知 | 基準を超えた際に警告を発信する |
リシテアに搭載されている基本的な機能は、上記のとおりです。
出退勤の時間を記録したり、有給休暇の取得状況を管理したり、労務管理に役立つ機能があります。さらに、従業員の勤務予定を組んだり、業務ごとの作業時間を把握したりすることも可能です。
事前に36協定設定や労働条件設定を登録しておくことで、基準を超えた際にアラート通知が発信される仕組みです。従業員の働きすぎを未然に防ぎ、法令遵守の徹底につながります。
リシテアの特徴

リシテアの主な特徴は、以下のとおりです。
ここでは、それぞれの特徴を解説します。
人事・勤怠・給与データを一元管理
リシテアの特徴は、勤怠管理にとどまらず、人事情報や給与計算、工数管理までをひとつのシステムで完結できる点です。データ連携により複数のシステムへ入力する手間を省け、人事業務全体を効率化できます。
実際の口コミでも、残業申請や有給申請が同じシステム内で完結するため、紙の申請書を使っていた頃と比べて業務の手間が減ったという声がありました。
操作は比較的シンプルで、慣れればスムーズに利用できます。一方で、管理画面は機能が多く、初めは操作に戸惑う場合もあります。

残業や有給の申請から日々の打刻まで、すべて同じシステム内で完結できるので便利です。紙の申請書で管理していた頃と比較して、事務作業の手間が省けました。操作も分かりやすく、慣れればスムーズに使えます。(IT・通信業、女性)
※筆者が依頼し、ご投稿いただいた口コミの中から抜粋(プロモーションを含みます)
※個人の感想であり、効果を保証するものではありません
大規模組織や複雑な就業規則にも対応
労働条件設定により、複雑な就業規則に柔軟に対応できる設計も特徴のひとつです。従業員数が多い企業やグループ会社がある組織では、部署ごとに異なる就業規則を適用する場面があります。
リシテアを使えば、各部門の細かい要件にも、柔軟な対応が可能です。実際に、日本航空や清水建設などの大手企業への導入実績もあります。将来的に会社規模が大きくなる場合にも、長期的な運用にも対応できるシステムです。
アラート機能で長時間労働を管理
残業時間や長時間労働の状況をダッシュボードで把握できる点も支持されています。
リシテアでは、事前に設定した値を超えそうな従業員に対し、自動的にアラート通知が発信されます。労務コンプライアンスの遵守を強化するために有効な機能です。
口コミでも、ダッシュボードから36協定の限度時間を超えそうなスタッフを見つけ出せて便利だと評価されています。忙しい現場での長時間労働の抑止に役立ちます。



ダッシュボード機能が役立っています。管理者画面で全従業員の勤務状況が色別のアラートで可視化されるため、36協定の限度時間に近づいているスタッフを一目で把握可能です。日々の業務に追われる現場でも、視覚的な通知のおかげで未然に防ぐのに役立ちます。(サービス業、男性)
※筆者が依頼し、ご投稿いただいた口コミの中から抜粋(プロモーションを含みます)
※個人の感想であり、効果を保証するものではありません
スマホ打刻など多様な働き方に対応
打刻方法が複数あり、場所や時間に縛られない働き方を推進する企業におすすめです。カードリーダーやPC、スマホ、タブレットなどに対応しているため、テレワークや外回りなど、さまざまな勤務形態でも打刻できます。
ユーザーからの口コミでも、時間単位の有給休暇を含めた複雑な勤務形態への対応が評価されています。このように業務効率化に貢献するツールです。



テレワーク時の打刻や時差出勤、時間単位での有給取得など、さまざまな働き方に柔軟に対応できる点が魅力です。さらに、当月の累計残業時間がリアルタイムで確認できるため、従業員自らのタスクや労働時間の管理もスムーズに進みます。(IT・通信業、男性)
※筆者が依頼し、ご投稿いただいた口コミの中から抜粋(プロモーションを含みます)
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導入支援やサポート体制が充実
リシテアでは、導入前の段階から運用が定着するまで、専門チームによる導入支援・アドバイスを受けられます。システムに不慣れな担当者でも、安心して導入できるでしょう。
実際の利用者からは、導入初期の設定支援が手厚く、複雑な就業規則を反映できたとの口コミが寄せられています。
マニュアルも充実しており、法改正にともなうシステムアップデートの際にも丁寧な解説を確認できます。



導入時のサポートが手厚く、自社特有の複雑な就業規則をシステムへ反映させるための的確なアドバイスをいただけました。また、マニュアルが整備されているうえに、法改正によるアップデート時の解説も丁寧なので、システムに不慣れでも安心して運用できます。(サービス業、男性)
※筆者が依頼し、ご投稿いただいた口コミの中から抜粋(プロモーションを含みます)
※個人の感想であり、効果を保証するものではありません
リシテアの良い口コミ(メリット)


リシテアには、以下のような良い口コミが寄せられています。
- 打刻や各種申請をシステム上で一元管理でき、業務の手間の削減に貢献する
- 残業時間をリアルタイムで把握でき、長時間労働の抑制をサポートする
- テレワークや複雑なシフトなど、多様な働き方に柔軟に対応できる
- 導入支援やマニュアルが充実しており、安心して運用を始められる
ここからは、良い口コミをもとにリシテアのメリットを解説します。
1. 打刻や各種申請をシステム上で一元管理でき、勤怠業務の手間の削減に貢献する
日々の打刻から残業申請、有給休暇の取得申請までがすべて同じシステム内で完結する点が評価されています。利用者からは「紙の書類を作成したり押印をもらったりする手間がなくなった」との声がありました。
操作性が分かりやすく、現場の負担軽減につながります。従業員側の入力の手間を省くだけでなく、上司の承認作業も効率的に進められます。
全社的なペーパーレス化を推進し、事務作業にかかる時間を削減するために効果的です。
2. 残業時間をリアルタイムで把握でき、長時間労働の抑制をサポートする
コンプライアンス遵守に向けた機能の高さも、リシテアのメリットです。
当月の残業時間の合計がリアルタイムで可視化されます。その結果、従業員自身が業務量を調整する意識を持ちやすくなります。残業が上限に近づくとアラートが出る仕組みも好評です。
管理者側からもダッシュボードで全従業員の労働状況が色別表示され、36協定を超えそうな従業員を把握できると評価されています。長時間労働の未然防止や、適切な労務管理を実現するツールとなるでしょう。
3. テレワークや複雑なシフトなど、多様な働き方に柔軟に対応できる
大手企業やサービス業特有の複雑な勤務体系に対応できる柔軟性も支持されています。利用者から評価があったのは、テレワークの打刻や時差出勤、時間単位の有給休暇にも対応している点です。
飲食店では中抜きや他店舗へのヘルプ勤務など、飲食業特有の働き方にも対応できる点が評価されています。
他にも、スマホから打刻できるため直行直帰の際にも利便性の高さが評価されています。場所や時間に縛られないさまざまな働き方を推進する企業に適したシステムです。
4. 導入支援やマニュアルが充実しており、安心して運用を始められる
サポート体制の充実に関するポジティブな意見も多数見受けられます。管理者からは、導入初期の設定支援が手厚く、複雑な就業規則をシステムに反映させるためのアドバイスが受けられたと評価されています。
一般ユーザーからも社内のヘルプページやマニュアルが充実しており、操作に迷ったときも自己解決できると好評です。導入から運用定着までスムーズに進められる点が評価されています。
リシテアの悪い口コミ(デメリット)
リシテアには良い口コミが多い一方で、以下のようなデメリットもあります。
- 画面デザインがやや古く、直感的に操作しづらいと感じることがある
- 機能が多い分、管理画面の操作や初期設定が複雑に感じる
- スマホ版の操作性には改善を求める声もある
- 機能が豊富な分コストは高めで、小規模企業には合わない場合がある
導入後に後悔しないためにも、マイナス面を事前に把握しておくことが重要です。ここでは、それぞれのデメリットを解説します。
1. 画面デザインがやや古く、直感的に操作しづらいと感じることがある
ユーザーインターフェースに関する不満の声がいくつか存在します。例えば、画面デザインがやや古く、初めて操作する担当者には分かりにくいとの口コミが寄せられています。
最近のクラウドツールに見られるモダンで直感的な操作性に慣れているユーザーにとっては、操作に慣れるまで時間がかかるケースがあるでしょう。
2. 機能が多い分、管理画面の操作や初期設定が複雑に感じる
豊富な機能を備えている反面、システムが複雑になりがちな点も課題として指摘されています。管理画面の設定項目が細かく、目的のメニューを探すまでに時間がかかるとの意見がありました。
管理者からはマスターデータ作成や権限設定に手間を要したという声が寄せられているのも事実です。手軽に使い始めたい中小企業にとっては、初期設定のハードルが高く感じられるケースがあります。
リシテアの導入サポートを活用しながら進める必要があります。
3. スマホ版の操作性には改善を求める声もある
スマホからの利用に関して、操作性の向上を求める口コミも見受けられます。ユーザーからはスマホ版のデザインがPC版をそのまま流用したような作りになっており、画面やボタンが小さすぎて押しづらいとの不満が挙がっています。
また、管理者からはスマホ用の管理者専用アプリの充実を求める声もありました。モバイル環境でのフリックやスワイプ対応など、より快適な操作体験の改善が期待されるポイントです。
4. 機能が豊富な分コストは高めで、小規模企業には合わない場合がある
導入費用やランニングコストに関する懸念の声も挙がっています。50名規模の企業で導入した管理者からは、他社サービスに比べて月額コストが割高であることや、小規模な組織にとっては機能が過剰との指摘が出ています。
豊富な機能があり、サポートも手厚い分、相応のコストがかかる点は事実です。従業員数が少ない企業や、シンプルな機能だけを安価に利用したい企業には向いていないケースがあります。自社の課題と予算のバランスを踏まえて判断することが重要です。
一方で、大規模組織や複雑な労務管理が必要な企業にとっては、コストに見合う価値を発揮しやすいシステムです。
リシテアの料金プラン
| クラウド版 | オンプレミス版 |
|---|---|
| ・初期費用・運用負担が小さい ・スピーディに導入できる | ・初期費用・運用負担が大きい ・カスタマイズ性が高い |
リシテアにはクラウド版とオンプレミス版が用意されており、利用人数や要件により料金が異なります。利用人数・要件に応じてご利用人数に応じて変動します。詳しくはお問い合わせください。
ここでは、クラウド版が向くケースとオンプレミス版が向くケースを解説します。
クラウド版が向くケース
クラウド版は、自社でサーバーを用意する手間が省けるため、初期費用を抑えたい企業や勤怠管理を早く導入したい企業に適しています。システムの保守やアップデートをベンダー側に任せられることから、IT部門の運用負担を減らしたい組織にも向いています。
また、事業の拡大に合わせてシステムのリソースを柔軟に拡張できます。環境の変化に対応する運用体制を求める場合や従業員の人数変動が多いケースには、有力な選択肢です。
オンプレミス版が向くケース
オンプレミス版は自社サーバーで運用する形式で、カスタマイズ性と統制の高さが強みです。金融機関や公共機関など、セキュリティ要件が厳しく、データを外部に出せない組織に適しています。
既存の基幹システムとの深い連携が必要な場合や、独自の運用ルールが確立している大規模な企業にも向いています。初期費用や運用負担はクラウド版と比べて大きくなりますが、自社の要件に合わせた専用の環境を構築できる点がメリットです。
リシテアの製品一覧
| リシテアの製品 | 概要 |
|---|---|
| リシテア/就業管理・就業管理クラウドサービス | 従業員の勤務状況を記録する勤怠管理システム |
| リシテア/工数管理 | プロジェクトごとの作業時間を可視化するシステム |
| リシテア/HRダッシュボード | 人事データを集約・分析する経営支援ツール |
リシテアの製品は、上記のとおり主に3つあります。
リシテア/就業管理・就業管理クラウドサービスは、日々の打刻から休暇申請、各種承認フローまでを網羅したシステムです。従業員の勤務状況を正確に記録し、ペーパーレス化を推進します。
リシテア/工数管理は、プロジェクトや業務ごとの作業時間を詳細に記録するツールです。従業員の作業時間を可視化し、業務効率の改善や適切な人員配置に役立ちます。
リシテア/HRダッシュボードは、人事データを集約して分析する経営支援ツールです。労働時間の推移や離職のリスクなどをグラフで直感的に把握でき、戦略的な人事施策の立案をサポートします。
リシテアの導入に適した事業者


リシテアが適している事業者の特徴は、以下のとおりです。
自社の状況と照らし合わせて確認しておきましょう。ここでは、各事業者の特徴を解説します。
従業員数が多く拠点が分散している大規模な企業
リシテアは数千名から数万名規模の人材情報を一元管理する環境に適しています。パナソニックの導入事例にあるように、膨大な従業員データを処理する実績が豊富です。
全国に支店や店舗が分散している企業でも、拠点ごとの勤怠データを本部に集約してリアルタイムで管理できます。グループ会社を含めた横断的なデータ管理が実現するため、グローバルな人材マネジメント基盤を構築したい大規模な組織に適したシステムです。
一方、小規模企業では機能が過剰に感じられる場合もあります。
複雑な就業規則や多様な雇用形態を持つ企業
24時間体制の現場や特殊なシフト勤務など、標準的なシステムでは対応が難しい独自の勤務体系をもつ企業に強みを発揮します。日本航空や清水建設などの導入事例が示すように、複雑な運用ルールを正確にシステムに反映できます。
法改正や社内制度の変更が生じた際も、プログラムの大規模な改修に頼らず、パラメータの変更で柔軟に対応できる設計です。正社員やアルバイト、派遣社員など、さまざまな雇用形態が混在する職場での労務管理を円滑に進められます。
人事・給与・勤怠データを統合し、業務効率を上げたい企業
各業務が分断された状態を解消し、人事業務全体の最適化を図りたい企業に有効です。データが連動する仕組みにより、二重入力の手間や照合作業の工数を削減できます。
実際の口コミでも、導入前は毎月3日ほどかかっていた全店舗の集計作業が数時間に短縮され、効果を実感したとの声が寄せられています。事務作業の負担を減らし、本来注力すべき人材育成や戦略的な人財配置にリソースをシフトしたい事業者に適したシステムです。
※上記は導入事例であり、効果を保証するものではありません。
リシテアシリーズの主な種類
リシテアは単体の勤怠管理ツールにとどまらず、包括的なソリューションを提供しています。
リシテア人事総合ソリューション
リシテア人事総合ソリューションは、企業の人事関連業務を包括的にサポートするプラットフォームです。従業員の勤怠管理や人事管理、給与管理にとどまらず、従業員のスキルやキャリアを見える化する人財管理まで対応可能です。
それぞれのシステムが連携して動作するため、従業員情報の変更が即座に各機能へ反映されます。部分的なシステム導入からスタートし、将来的に全社的な人事基盤へと拡張していく運用にも適しています。
長期的な視点でバックオフィス業務を効率化する仕組みです。
リシテアは、複雑な就業規則に対応したい大手企業に適した勤怠管理システムツール
リシテアは、複雑な就業規則に対応したい大手企業に適した勤怠管理システムです。スマホからの打刻やアラート通知など、現場の従業員にも管理者にも役立つ機能が揃っています。
導入時の支援やマニュアルは充実しており、管理者からは高く評価されています。ただし、一般ユーザーは社内担当経由で対応するケースが多く、直接サポートを利用する機会は限られる傾向がありました。
一方で、機能の豊富さゆえに初期設定の難易度が高く、コスト面で小規模な企業には合わないケースも存在します。導入を検討する際は、自社の要件や予算に合致するかを慎重に判断することが重要です。
しかし「選択肢が多くて、自社に合うシステムが分からない」「比較する時間がない」と感じている担当者も多いのではないでしょうか。
自社に合った勤怠管理システムを選定したい方は、Faber Companyへご相談ください。貴社の課題をヒアリングし、解消するために適したシステムをご提案させていただきます。








