【2026年】ガラケー対応の勤怠管理システム5つを紹介|3G終了後の対応と選び方も解説

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現在はスマホが主流ですが、ビルメンテナンス業など現場作業が中心の業界では、ガラケーも引き続き利用されています。2026年4月以降も、4G回線に対応したガラケーであれば、勤怠管理システムを継続して利用することが可能です。

今回は、ガラケーに対応した勤怠管理システムを紹介します。あわせて、3G終了後の対応や、システムの選び方も解説します。

本記事を読めば、自社に合った勤怠管理システムを見つけられます。ペーパーレス化や業務効率化を進めたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

ガラケーによる勤怠管理とは

ここでは、ガラケーによる勤怠管理の仕組みと主な打刻方法を解説します。

ガラケーによる勤怠管理の仕組み

勤怠管理システムは、出勤や退勤を打刻する機能と、データを集計・管理する機能を備えたツールです。

ガラケーによる勤怠管理は、電話やブラウザから打刻を登録します。登録されたデータはサーバーへ集計され、管理者はインターネット上でリアルタイムに就業状況を確認できます。

主な打刻方法

ガラケーでの打刻方法は、電話打刻とブラウザ打刻の2種類です。

主流はブラウザ打刻で、専用URLにアクセスし、画面上の「出勤」「退勤」ボタンを押して打刻します。文字入力の必要がなく、ボタン操作だけで完了します。

他にも、出勤専用の電話番号に発信するだけで打刻できる方法もあります。ブラウザにアクセスが不要なため、インターネットに不慣れな方でも操作できるでしょう。

2026年時点でもガラケーで勤怠管理はできる?

2026年4月以降も、4G回線に対応したガラケーであれば、引き続き勤怠管理システムを利用できます。

各通信キャリアは3Gサービスの提供を順次終了しており、auとソフトバンクはすでに提供を終了しています(auの3Gサービスは2022年3月31日、ソフトバンクは石川県以外が2024年4月15日、石川県は2024年7月31日に終了)。ドコモも2026年3月31日に3Gサービスを終了しました。

3Gサービスの提供終了にともない、現在3G対応の端末を使用中の場合は、早急に4G対応の端末へ切り替えましょう。4G対応のガラケーへ移行すれば、今後もガラケーでの打刻を継続できます。

ガラケーによる勤怠管理が向いている業界とその理由

ガラケーによる勤怠管理は、建設業や土木業、ビルメンテナンス業など現場仕事が中心の業界に向いています。現場での利用に適している理由は、以下のとおりです。

  1. 耐久性に優れており壊れにくい
  2. PCやスマホの操作に不慣れな従業員でもシンプルな操作で打刻できる
  3. 電池の持ちが良く移動の多い現場でも安心して使える
  4. 社用携帯のコスト削減になる
  5. アプリよりも紛失時のデータ漏洩リスクが低い

1. 耐久性に優れて壊れにくい

ガラケーはスマホに比べて物理的な耐久性が高く、故障しにくい端末です。

建設現場や土木工事の現場では、所持品を高所から落とすリスクがあります。万が一ガラケーを落としても、スマホに比べて画面が割れたり本体が故障したりするリスクは高くありません。

水しぶきが舞う現場でも、防水性能を備えたモデルを選べば、故障を気にせず安心して利用を継続できます。スマホのように保護ケースを買い替える手間も省けます。

2. PCやスマホの操作に不慣れな従業員でもシンプルな操作で打刻できる

PCやスマホの操作に不慣れな従業員でも、ガラケーであれば簡単に打刻できます。専用アプリをダウンロードする手間がなく、電話をかけるか専用ページにアクセスするだけで打刻が完了します。

また、作業員は基本的に手袋を着用しており、スマホを操作する際は着脱が必要です。しかし、ガラケーはボタンを押して操作する性質上、手袋を外さずに利用できます。

3. 電池の持ちが良く移動の多い現場でも安心して使える

電池の持ちが良く、移動の多い現場でも安心して使える点も、ガラケーが選ばれる理由の1つです。

ガラケーはスマホに比べて消費電力が少なく、バッテリーが長持ちします。長時間の勤務や屋外での作業が続く日でも、安心して使い続けられます。

充電設備がない現場へ直行直帰する場合の出退勤打刻も、充電の残量を気にする必要はありません。予備のモバイルバッテリーを持ち歩く負担も軽減できます。

4. 社用携帯のコスト削減になる

社用携帯を導入する際、ガラケーはスマホよりも初期費用や運用コストを抑えられます。

端末本体の価格が安く、複数台をまとめて導入する際の経済的な負担を軽減できます。法人の通信契約を利用する場合、データ通信量が少ないガラケーは毎月かかる基本料金が安価です。

高機能なスマホを必要としない業務であれば、ガラケーを選ぶことで企業全体の通信コストを抑えられます。

5. アプリよりも紛失時のデータ漏洩リスクが低い

ガラケーは、スマホのアプリ利用と比べて紛失時のデータ漏洩リスクを抑えられます。チャットアプリやSNSなど余分な機能が搭載されておらず、万が一端末を紛失しても外部への情報流出リスクを低減できます。

業務時間中に作業員が関係のないアプリを使う心配もなく、外部への情報流出リスクを低減できます。画面が小さいため、第三者からの覗き見も防げます。個人情報の取り扱いに厳しい現場でも安心して導入できるでしょう。

個人情報の取り扱いに厳しい現場でも安心して導入できるでしょう。

ガラケーに対応した勤怠管理システムおすすめ5選

勤怠管理システム打刻方法(ガラケー)おすすめの事業者
B-Tracker(ビートラッカー)ワンコール打刻
(※オプション費用追加)
ビルメンテナンス業界で現場ごとの人件費を把握したい企業
telas(テラス)電話打刻希望に応じてカスタマイズしたい企業
e-naviタイムシートSブラウザからの打刻スタッフと対面でサポートを受けたい企業
現場勤怠ブラウザからの打刻多機能よりもシンプルなシステムを求めている企業
ポチッと勤怠ブラウザからの打刻エクセル・給与計算ソフトと連携したい企業

ガラケーに対応した主な勤怠管理システムは、上記のとおりです。ここからは、それぞれの特徴を解説します。

1. B-Tracker(ビートラッカー)

出典:B-Tracker | ビルメン業界向け  シフト・勤怠管理システム【B-Tracker(ビートラッカー)】

B-Trackerは、株式会社 東計電算が開発したビルメンテナンス業界向けの勤怠管理システムです。

業界特有の複雑な勤怠管理に対応して設計されており、業務負担の軽減につながります。例えば、1人の従業員に対して、複数の勤務物件ごとに時給や日給を設定することが可能です。

ガラケーでの打刻方法は、ワンコール打刻を採用しています。電話1本で打刻できるため、勤怠管理システムに不慣れな方でも使いやすい仕組みです。

ただし、ワンコール打刻を利用するにはオプション費用が必要です。なお、料金は従業員数や勤怠管理の課題によって異なります。詳細はお問い合わせください。

料金体系要問い合わせ
打刻方法(ガラケー)ワンコール打刻(※オプション費用追加)
おすすめの事業者ビルメンテナンス業界で現場ごとの人件費を把握したい企業

2. telas(テラス)

telasは、株式会社イーエフユーアドウィスが提供する勤怠管理システムです。

働き方改革関連法案に対応したシステムで、時間外労働をチェックできます。36(サブロク)協定アラート表示により、残業時間が一定時間を超えた場合に通知されます。

リアルタイムで勤怠状況を把握できるため、法令遵守につながるでしょう。

基本料金は、1人あたり月額330円(税込)です。電話打刻のオプションを付けると、ガラケーでも利用できます。

料金体系【基本料金】
初期費用:0円
月額費用:1人あたり330円(税込)

【オプション費用(電話打刻)】
初期導入費:22,000円(税込)
月額利用料:1人あたり110円(税込)
打刻方法(ガラケー)電話打刻
おすすめの事業者希望に応じてカスタマイズしたい企業

3. e-naviタイムシートS

出典:Web勤怠管理システムの決定版!「e-naviタイムシートS」| ユニテックシステム株式会社

e-naviタイムシートSは、ユニテックシステム株式会社が提供する勤怠管理システムです。従業員の打刻から上司の承認、経理の集計まで1つのシステムで完結できます。

ガラケーから打刻する場合は、ブラウザから勤怠を入力します。出退勤の打刻地点を記録できるため、従業員の不正打刻の抑制につながります。

同サービスの特徴は、スタッフと対面でサポートを受けられる点です。東京・大阪・福岡に拠点を構えています。

電話だけでなく、遠隔サポートも行っているため、勤怠管理システムに不慣れな方でも導入しやすくなっています。

料金体系初期費用:0円
月額費用:1人あたり308円(税込)
打刻方法(ガラケー)ブラウザからの打刻
おすすめの事業者スタッフと対面でサポートを受けたい企業

4. 現場勤怠

現場勤怠は、株式会社陽だまりが運営する勤怠管理システムです。建築業界や建設業界に特化したシステムで、必要な機能に絞ったシンプルな設計です。

ガラケーに対応しており、現場へ直行する従業員は、専用ページにログインして打刻します。シンプルなサイトデザインのため、勤怠管理システムに不慣れな方でも操作できるでしょう。

料金体系は従業員数と契約月数によって異なります。5人以内なら月額2,000円(税込)、10人以内なら月額3,000円(税込)、20人以内なら月額4,000円(税込)で利用できます。

20人以上で利用する場合は、問い合わせが必要です。

料金体系【5人以内】
3ヶ月プラン:月額3,000円(税込)
6ヶ月プラン:月額2,500円(税込)
12ヶ月プラン:月額2,000円(税込)

【10人以内】
3ヶ月プラン:月額4,000円(税込)
6ヶ月プラン:月額3,500円(税込)
12ヶ月プラン:月額3,000円(税込)

【20人以内】
3ヶ月プラン:月額5,000円(税込)
6ヶ月プラン:月額4,500円(税込)
12ヶ月プラン:月額4,000円(税込)

※20名以上で利用する場合は要問い合わせ
打刻方法(ガラケー)ブラウザからの打刻
おすすめの事業者多機能よりもシンプルなシステムを求めている企業

5. ポチッと勤怠

出典:ポチッと勤怠|株式会社 創研

ポチッと勤怠は、株式会社創研が提供する勤怠管理システムです。ガラケーにも対応しており、ブラウザから打刻すればGPS位置情報で従業員の勤務場所を把握できます。

基本料金は従業員の規模によって異なります。10人以内なら月額2,200円(税込)、11人以上の場合は、月額2,200円(税込)に加えて1人あたり220円(税込)が必要です。

同サービスの特徴は、勤怠データをエクセルファイルでダウンロードできる点です。手作業を減らしながら、従来の集計方法も継続できます。

料金体系【10人以内】
月額2,200円(税込)

【11人以上】
月額2,200円(税込)+1人あたり220円(税込)
打刻方法(ガラケー)ブラウザからの打刻
おすすめの事業者エクセル・給与計算ソフトと連携したい企業

ガラケーに対応した勤怠管理システムの選び方

ガラケーに対応した勤怠管理システムを選ぶ際は、以下のポイントを押さえましょう。

  1. 操作性
  2. 打刻方法
  3. 給与計算ソフトとの連携方法
  4. 無料トライアルの有無

ここからは、導入前にチェックすべきポイントを解説します。

1. 操作性

ITに不慣れな従業員でも使えるように、操作がシンプルなシステムを選びましょう。複雑な画面や余分な機能が多いと、打刻漏れや入力ミスの原因になります。

直感的に操作できるシステムを導入すれば、従業員の負担軽減につなげられるでしょう。シンプルなインターフェースで、マニュアルなしでも基本的な操作が可能になります。

2. 打刻方法

打刻方法は、現場の環境や従業員の年齢層に合わせて選ぶのがポイントです。ガラケーに対応した勤怠管理システムには、主に電話による打刻とブラウザによる打刻の2種類があります。

電話による打刻は、指定番号への発信だけで完了するため、ITに不慣れな従業員に便利です。一方、ブラウザ打刻は直接時刻を記録できるため、時間のズレが生じにくい点がメリットです。

ブラウザ打刻では通信環境によって記録が遅れる場合もあるため、現場の通信状況を確認して適した方法を選びましょう。

3. 給与計算ソフトとの連携方法

給与計算ソフトとの連携方法も、勤怠管理システム選びで重要なポイントです。給与計算ソフトと連携できると、手入力によるデータ転記作業がなくなります。さらに、入力ミスを防ぎ、給与計算業務の効率化につながります。

勤怠データをCSV形式で出力できるシステムであれば、現在利用している給与計算ソフトとスムーズに連携することが可能です。ほかにも、勤怠データをエクセルで出力できるシステムもあります。

給与計算ソフトが対応している連携方法をチェックして選びましょう。

4. 無料トライアルの有無

システムを本格的に導入する前に、無料トライアルが提供されているか確認しましょう。無料トライアルを利用すれば、スペックだけでは把握できない実際の操作感や画面の視認性を、費用をかけずに検証できます。

無料期間中に現場の従業員に実際に利用してもらえば、現場に定着するか事前に判断できます。管理側の集計作業や給与連携のテストも実施し、自社のニーズを満たすシステムかどうか見極めましょう。

まとめ:ガラケーで現場の勤怠管理をより簡単に

ガラケーによる勤怠管理は、高い耐久性やシンプルな操作性が評価され、建設業やビルメンテナンス業を中心に、多くの現場で導入されています。ITツールに不慣れな従業員でも簡単に打刻できる点や、導入企業側も端末コストを低く抑えられる点がメリットです。

ただし、2026年3月31日にドコモの3Gサービスが終了し、全キャリアの3Gサービスが終了するため、4G対応のガラケーへの移行を進める必要があります。システムを選ぶ際は、現場の作業員が簡単に使える打刻方法や、給与計算ソフトとのスムーズな連携機能を確認して選びましょう。

無料トライアルを活用して現場の運用に合うか検証し、自社の課題解決につながる勤怠管理システムを導入して業務効率化を図りましょう。

ガラケーに対応した勤怠管理システム選びにお困りの場合は、Faber Companyへご相談ください。無料相談により、コンサルタントが貴社の悩みをヒアリングし、アドバイスします。以下より、お気軽にご相談ください。

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