経費精算システムの導入を検討する際、シェアや導入実績は、サービスの信頼性を測る指標の一つです。シェアの高いシステムには、充実したサポート体制や法改正への迅速な対応、豊富な外部連携など、選ばれる理由があります。
しかし、自社に合うシステムは、企業の規模や業種、必要な機能によって異なります。まずは各サービスの特徴や料金を比較したうえで、自社の課題や運用体制に合うものを選ぶことがポイントです。
本記事では、経費精算システムの主要11社を紹介し、それぞれの特徴や料金プランを解説します。選び方のポイントも分かりやすく紹介するので、ぜひ参考にしてください。
【比較表あり】経費精算システムのシェア上位5選
経費精算システムを選ぶ際に、どのサービスが多くの企業に選ばれているかは、重要な判断材料の一つになります。ここでは、BOXILが実施した独自アンケートのデータを参照し、導入実績・認知度の高い5選を紹介します。
| 製品名 | シェア数(導入実績) | 初期費用(税込) | 月額費用(税込) | 無料トライアル | 対応企業規模 | 主要連携サービス | インボイス・電帳法対応 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| マネーフォワード クラウド経費 | 利用事業者数40万事業者以上 ※2025年2月時点 | 無し | ・ひとり法人プラン:2,728円(年払い)~ ・スモールビジネスプラン:4,928円(年払い)~ ・ビジネスプラン:7,128円(年払い)~ | 有り | 中小〜大企業 | マネーフォワード クラウド会計、マネーフォワード クラウド経費など | 対応 |
| 楽楽精算 | 累計導入社数18,000社以上 ※2024年9月現在 | 110,000円 | 33,000円〜 | 無し | 中小〜大企業 | 勘定奉行シリーズ、弥生会計など | 対応 |
| ジョブカン経費精算 | シリーズ累計導入実績30万社以上 ※公式サイトより(2026年4月23日閲覧) | 無し | 440円/人〜 | 有り | 中小〜大企業 | ジョブカン勤怠管理、ジョブカン採用管理など | 対応 |
| freee支出管理 経費精算Plus | – | 無し | ・基本料金:11,000円 ・従量料金:715円/ID | 有り | 中小〜大企業 | freee会計、freee人事労務など | 対応 |
| TOKIUM経費精算 | シリーズ累計導入社数3,000社以上 ※2025年11月末時点 | 要問い合わせ | ・月額基本料金11,000円 ・従量課金制(領収書の件数で変動) | 無し | 中小〜大企業 | 勘定奉行、弥生会計など | 対応 |
出典:経費精算システムの市場シェア 1,865人調査 1位はマネーフォワード クラウド経費|BOXIL
経費精算システムの導入に携わった1,865人対象・集計期間:2025年10月
上位5社はいずれも多くの企業に導入されており、経費精算システム市場で高い支持を集めているサービスです。それぞれの特徴や料金を、以下で詳しく紹介します。
マネーフォワード クラウド経費

出典:マネーフォワード クラウド経費 – 無料で試せる経費精算システム|株式会社マネーフォワード
マネーフォワード クラウド経費は、株式会社マネーフォワードが提供する経費精算システムです。
特徴は、領収書の自動データ化やICカードからの交通費取り込みなど、入力の手間を減らす機能が充実している点です。申請者の負担を軽減することで、経費精算にかかる全体の工数を抑えられます。
また、マネーフォワード クラウド会計・給与・請求書などと連携できるため、バックオフィスの効率化を進めたい企業におすすめです。とくに、同シリーズをすでに利用している企業に適しています。
| シェア数(導入実績) | 利用事業者数40万事業者以上 (※2025年2月時点) |
|---|---|
| 料金プラン(税込) | ・初期費用:0円 ・月額費用: ひとり法人プラン:2,728円(年払い)~ スモールビジネスプラン:4,928円(年払い)~ ビジネスプラン:7,128円(年払い)~ |
| 無料トライアル | 有 |
| 対応企業規模 | 中小〜大企業 |
| 主要連携サービス | ・マネーフォワード クラウド会計 ・マネーフォワード クラウド給与 ・マネーフォワード クラウド会計Plusなど |
| インボイス・電帳法対応 | 対応 |
※マネーフォワード クラウドを有料で利用している法人・個人事業者の数。
楽楽精算

出典:交通費・経費精算システム 「楽楽精算」とは|「楽楽精算」【公式】|株式会社ラクス
楽楽精算は、交通費・出張旅費・交際費など、あらゆる経費精算を効率化できるクラウド型経費精算システムです。
AI機能により、領収書をスマートフォンで撮影するだけで自動でデータ化でき、手入力の手間を削減できます。
また、承認フローや申請フォーマットは自社のルールに合わせてカスタマイズできる点も強みです。現在の運用を大きく変えることなく導入できるため、移行の負担を抑えたい企業に向いています。
幅広い会計ソフトや法人カードとの連携にも対応しており、電子帳簿保存法・インボイス制度にも準拠しています。中小企業から大企業まで、幅広い規模の企業におすすめです。
| シェア数(導入実績) | 累計導入社数18,000社以上 (※2024年9月時点) |
|---|---|
| 料金プラン(税込) | ・初期費用:110,000円 ・月額費用:33,000円〜 |
| 無料トライアル | 無 |
| 対応企業規模 | 中小〜大企業 |
| 主要連携サービス | ・勘定奉行シリーズ ・弥生会計 ・PCAシリーズなど |
| インボイス・電帳法対応 | 対応 |
※1:デロイト トーマツ ミック経済研究所「クラウド型経費精算システム市場の実態と展望」(ミックITリポート2025年1月号:https://mic-r.co.jp/micit/2025/)より
※2:日経コンピュータ 2025年9月4日号 顧客満足度調査 2025-2026 経費精算ソフト/サービス部門1位(本調査は、製品ではなく企業を対象にしたものです)
ジョブカン経費精算

ジョブカン経費精算は、クラウド型バックオフィス業務効率化サービス・ジョブカンシリーズの経費精算システムです。
初期費用0円・月額440円(税込)から利用でき、30日間の無料トライアルも提供しています。そのため、低コストで導入を検討したい企業にも適したサービスです。
また、シンプルで直感的な操作画面が特徴で、システムに不慣れな従業員でも使いやすい設計になっています。
ジョブカンシリーズの勤怠管理・給与計算・ワークフローとも連携できます。すでに同シリーズを利用している企業には、とくにおすすめです。
| シェア数(導入実績) | シリーズ累計導入実績30万社以上 (株式会社DONUTS「ジョブカン経費精算公式サイト より」(2026年4月23日閲覧)) |
|---|---|
| 料金プラン(税込) | ・初期費用:0円 ・月額費用:440円/人〜 |
| 無料トライアル | 有 |
| 対応企業規模 | 中小〜大企業 |
| 主要連携サービス | ・ジョブカン勤怠管理 ・ジョブカン採用管理 ・ジョブカン給与計算など |
| インボイス・電帳法対応 | 対応 |
freee支出管理 経費精算Plus
freee支出管理 経費精算Plusは、フリー株式会社が提供する経費精算システムです。購買申請から経費申請・消込まで一元管理でき、使った分だけ課金されるアクティブID制のため、無駄なコストを抑えられます。
特徴は、AIが申請内容を自動で推測して作成する『まほう経費精算機能』を搭載している点です。領収書を撮影するだけで日付・金額・経費科目などを自動入力し、LINE・スマホアプリで完了させられます。
また、Slackと連携すれば承認通知を受け取れるため、承認者の確認漏れを防止できます。現在使用中の会計ソフトを変えずに導入できる点もメリットです。
| シェア数(導入実績) | – |
|---|---|
| 料金プラン(税込) | ・初期費用:0円 ・基本料金:11,000円 ・従量料金:715円/ID ※月払いの場合 |
| 無料トライアル | 有 |
| 対応企業規模 | 中小〜大企業 |
| 主要連携サービス | ・freee会計 ・freee人事労務など |
| インボイス・電帳法対応 | 対応 |
TOKIUM経費精算

出典:TOKIUM経費精算 – スマホで完結できる経費精算システム|株式会社TOKIUM
TOKIUM経費精算は、経理AIエージェント・TOKIUMシリーズの経費精算システムです。
AIと人のダブルチェック体制により、領収書データ化で99%の入力精度を実現している点が特徴です。アカウント数は無制限のため、従業員数が多い企業でもコストを抑えて導入できます。
また、AIが社内ルールにもとづいて経費の全明細を自動チェックし、金額異常やルール違反を検知します。導入時は専任コンサルタントが伴走し、運用開始後も全社員が問い合わせできる充実したサポート体制も強みです。
| シェア数(導入実績) | シリーズ累計導入社数3,000社以上 (※2025年11月末時点) |
|---|---|
| 料金プラン(税込) | ・初期費用:要問い合わせ ・月額費用:11,000円〜+領収書件数による従量制 |
| 無料トライアル | 無 |
| 対応企業規模 | 中小〜大企業 |
| 主要連携サービス | ・勘定奉行 ・弥生会計 ・freee ・マネーフォワード クラウド会計など |
| インボイス・電帳法対応 | 対応 |
シェアの多い経費精算システムが選ばれる理由
シェアの高い経費精算システムには、多くの企業に選ばれ続ける理由があります。ここでは、シェアの多いサービスが選ばれる主な理由を紹介します。
導入社数の多さは安心材料になるだけでなく、ユーザーの要望が製品改善に反映されやすく、結果として機能の充実度や使いやすさにも直結します。
導入社数が多く安心材料になる
多くの企業で使われている実績は、それ自体が安心材料になります。経費精算システムは全社員が日常的に使うシステムです。
そのため、他社でも問題なく運用できているという事実は、社内で稟議・決裁を通す際の説得材料にもなります。多くの企業で使われている実績それ自体が安心材料になります。
経費精算システムは全社員が日常的に使うため、導入の失敗は業務全体に影響します。そのため、他社で問題なく運用できている事実は、社内で稟議・決裁を通す際の説得材料にもなります。
また、導入担当者は同じ業界・業種での導入前例があるサービスを選ぶ傾向があります。その結果、シェア上位のサービスにさらに導入が集まる好循環が生まれていると考えられます。
機能がアップデートされ続ける
ユーザー数が多いサービスは、開発への投資余力が大きく、法改正対応や新機能追加のスピードが早い傾向にあります。
電子帳簿保存法やインボイス制度などの法改正があった際、シェア上位のサービスは迅速にアップデートを提供します。そのため、ユーザー企業は追加コストや業務変更なしに法令遵守を維持することが可能です。
機能が継続的に改善されることで、長期的に安心して利用できる点も、シェア上位のサービスが選ばれる理由の一つです。
他システムとの連携先が豊富にある
シェア上位のサービスは、会計ソフト・勤怠管理・給与計算・ERPなど、他システムとの連携パートナーが豊富です。既存のシステムとつなぎやすく、導入時の負担を抑えられます。
連携先が多いほど、自社の業務フローに合わせてシステムを柔軟に組み合わせられます。データの二重入力や手作業も減らせるため、経理担当者の業務効率化にもつながります。導入前に、自社の既存システムと連携できるかを確認しておきましょう。
画面操作が分かりやすく初心者でも使える
シェア上位のサービスは、誰でも直感的に操作できる画面設計にこだわっているものが多くあります。操作が分かりやすいと、社員への操作説明にかかる教育コストを削減できます。
また、申請ミスや入力漏れも減るため、経理担当者による差し戻しの手間も省けます。
システムに不慣れな社員でもスムーズに使えることで、導入後の定着率も高まりやすいでしょう。使いやすさは、全社員が日常的に利用する経費精算システムで、とくに重要なポイントです。
導入社数が多い経費精算システム6選
シェアランキング上位5社以外にも、導入社数の多い経費精算システムは数多くあります。以下は、各社公式サイトで公開されている導入社数をもとにまとめた比較表です。
導入社数だけでなく、料金や対応企業規模、連携サービスなども比較することで、自社に合ったシステムを見つけやすくなります。
| 製品名 | シェア数(導入実績) | 初期費用 | 月額費用(税込) | 無料トライアル | 対応企業規模 | 主要連携サービス | インボイス・電帳法対応 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ハーモス経費 | シリーズ累計導入社数12万社突破(※2026年2月末時点) | 無し | 31,900円〜 | 有り | 中小〜大企業 | ハーモス勤怠、勘定奉行クラウドなど | 対応 |
| Concur Expense | 世界150ヶ国44,000社以上(※公式サイトより) | 無し | 50,000円台〜 | 有り | 中小~中堅企業 | 法人カード、PayPayなど | 対応 |
| PCA Hub 経費精算 | シリーズ累計導入社数25,000法人(※公式サイトより) | 無し | 660円/人〜 | 有り | 中小企業 | PCA 会計 hyper、PCA 会計シリーズなど | 対応 |
| ジンジャー経費 | シリーズ累計導入社数18,000社以上(※公式サイトより) | 要問い合わせ | 330円/人〜 | 有り | 中小~中堅企業 | ジンジャー勤怠、ジンジャー人事労務など | 対応 |
| バクラク経費精算 | シリーズ累計導入社数15,000社以上(※2025年4月現在) | 要問い合わせ | 33,000円〜 | 無し | 中小~中堅・大企業 | バクラク請求書、バクラク申請など | 対応 |
| TeamSpirit 経費 | 契約社数2,200社以上(※2026年2月末時点) | 要問い合わせ | 19,800円〜 | 有り | 中小~中堅・大企業 | マネーフォワード クラウド個別原価、freee人事労務など | 対応 |
各サービスによって導入社数の集計基準(シリーズ合計・契約数・利用ユーザー数など)が異なるため、単純な数値比較だけでなく、機能や料金、対応企業規模などもあわせて検討することが重要です。
ハーモス経費

出典:経費精算・請求書管理なら「ハーモス経費」| 株式会社ビズリーチ
ハーモス経費は、株式会社ビズリーチが提供する経費精算システムです。経理業務に特化したサポート体制が充実しており、導入後も安心して利用できる点が強みです。
交通系ICカードやAmazonビジネスなどの外部サービスと、追加料金なしで連携できます。また、AI-OCR機能による領収書の自動読み取りや、100種類以上の会計システムとの連携にも対応しています。
誰でも直感的に操作できるシンプルな設計のため、とくに初めて経費精算システムを導入する中小企業や、操作の分かりやすさを重視する企業に適しているでしょう。
| シェア数(導入実績) | シリーズ累計導入社数12万社突破 (※2026年2月末時点) |
|---|---|
| 料金プラン(税込) | ・初期費用:0円 ・月額費用:31,900円〜(利用者数により変動) |
| 無料トライアル | 有り |
| 対応企業規模 | 中小〜大企業 |
| 主要連携サービス | ・ハーモス勤怠 ・勘定奉行クラウド ・freee会計 ・弥生会計など |
| インボイス・電帳法対応 | 対応 |
ハーモス経費の料金体系や機能をさらに詳しく確認したい方は、以下の記事も参考にしてください。
Concur Expense

出典:Concur Expense Standard|SAP Concur
Concur Expenseは、国内経費精算市場で売上金額シェア10年連続No.1を獲得(※)している経費精算システムです。
交通系ICカード・法人カード・PayPayなどのQRコード決済・タクシー配車アプリなどの外部サービスと連携可能です。
また、経費データが自動反映されるため入力の手間を大幅に削減できます。多言語・多通貨に対応しており、海外拠点を持つ企業や、グローバルで経費管理を統一したい企業に向いています。
| シェア数(導入実績) | 世界150ヶ国44,000社以上(SAP Concur「SAP Concur公式サイト より」(2026年4月23日閲覧)) |
|---|---|
| 料金プラン(税込) | ・初期費用:0円 ・月額費用:50,000円台〜 |
| 無料トライアル | 有り |
| 対応企業規模 | 中小〜中堅企業 |
| 主要連携サービス | ・法人カード ・PayPay ・タクシー配車アプリなど |
| インボイス・電帳法対応 | 対応 |
(※)「ITR Market View:予算・経費・サブスクリプション管理市場2024」
PCA Hub 経費精算

PCA Hub 経費精算は、ピー・シー・エー株式会社が提供するクラウド型経費精算システムです。PCA財務会計シリーズとダイレクト連携できて、経費データをワンクリックで会計システムに取り込めます。
交通系ICカードの読み取りにも対応しており、スマートフォンアプリで領収書を撮影するだけで申請可能です。電子帳簿保存法にも準拠し、JIIMA認証を取得済みのため、法令対応が必要な企業でも安心して導入できます。
初期費用0円・月額660円(税込)から利用でき、低コストで経費精算のデジタル化を進めたい中小企業におすすめです。すでにPCA会計シリーズを利用している企業にとっては、スムーズに導入できる点がメリットです。
| シェア数(導入実績) | シリーズ累計導入社数25,000法人(ピー・シー・エー株式会社「PCAクラウド公式サイト より」(2026年4月23日閲覧)) |
|---|---|
| 料金プラン(税込) | ・初期費用:0円 ・月額費用:660円/人〜 |
| 無料トライアル | 有り |
| 対応企業規模 | 中小企業 |
| 主要連携サービス | ・PCA 会計 hyper ・PCA 会計シリーズ ・PCA 医療法人会計シリーズなど |
| インボイス・電帳法対応 | 対応 |
ジンジャー経費

出典:クラウド型経費精算システム「ジンジャー経費」|jinjer株式会社
ジンジャー経費は、統合型人事システム・ジンジャーシリーズの経費精算システムです。月額330円(税込)からという料金設定が特徴で、コストを抑えて導入したい中小企業にも適しています。
強みは、申請から承認・仕訳処理・振込データ作成まで、一気通貫で完結できる点です。経費・交通費・交際費・出張・支払依頼など幅広い申請に対応し、承認ルートは柔軟に設定できます。
承認後は勘定科目が自動で紐づくため、ボタン一つで仕訳処理が完了します。ジンジャーシリーズの人事労務・勤怠・給与と同一データベースで管理できる点も特徴です。
| シェア数(導入実績) | シリーズ累計導入社数18,000社以上(jinjer株式会社「ジンジャー経費 より」(2026年4月23日閲覧)) |
|---|---|
| 料金プラン(税込) | ・初期費用:要問い合わせ ・月額費用:330円/人〜 |
| 無料トライアル | 有り |
| 対応企業規模 | 中小~中堅企業 |
| 主要連携サービス | ・ジンジャー勤怠 ・ジンジャー人事労務 ・ジンジャー給与など |
| インボイス・電帳法対応 | 対応 |
バクラク経費精算
バクラク経費精算は、株式会社LayerXが提供する経費精算システムです。AI-OCR機能が領収書を数秒でデータ化し、経費精算の工数を最大75%削減(※事例を元に算出 )できます。
Slackと連携して申請通知を受け取る設定にしておけば、承認者の確認漏れを未然に防ぐことが可能です。また、AIが社内規定をもとに申請内容を自動チェックし、確信度が高いものは一次承認まで自動で実行します。
電子帳簿保存法・インボイス制度にも対応しており、JIIMA認証も取得済みのため、法令対応が必要な企業にもおすすめです。
| シェア数(導入実績) | シリーズ累計導入社数15,000社以上 (※2025年4月時点) |
|---|---|
| 料金プラン(税込) | ・初期費用:要問い合わせ ・月額費用:33,000円〜 |
| 無料トライアル | 無し |
| 対応企業規模 | 中小~中堅・大企業 |
| 主要連携サービス | ・バクラク請求書 ・バクラク申請 ・freee会計など |
| インボイス・電帳法対応 | 対応 |
TeamSpirit 経費
TeamSpirit経費は、株式会社チームスピリットが提供する経費精算システムです。勤怠管理・工数管理など、バックオフィス業務を一元管理できるTeamSpiritシリーズの経費精算機能として提供されています。
申請種別ごとに利用項目やレイアウトを柔軟にカスタマイズでき、不正な入力に対するエラー条件も細かく設定できます。外貨精算にも対応しており、海外出張の多い企業にも適したサービスです。
人別・部門別などの視点から経費支出を分析できるレポート機能も標準搭載されており、経費支出の適正化にも役立てられます。
| シェア数(導入実績) | 契約社数2,200社以上 (※2026年2月末時点) |
|---|---|
| 料金プラン(税込) | ・初期費用:要問い合わせ ・月額費用:19,800円〜 |
| 無料トライアル | 有り |
| 対応企業規模 | 中小~中堅・大企業 |
| 主要連携サービス | ・マネーフォワード クラウド個別原価 ・freee人事労務 ・給与奉行クラウドなど |
| インボイス・電帳法対応 | 対応 |
経費精算システムを選ぶときのポイント

経費精算システムは種類が多く、機能や料金もサービスによって異なります。自社に合ったものを選ぶためには、複数のサービスを同じ基準で比較することが重要です。
ここでは、経費精算システムを選ぶ際のポイントを4つ紹介します。
導入後のミスマッチを防ぐためにも、事前にポイントを押さえたうえで比較検討しましょう。
自社の規模・業種に合っているか
経費精算システムは、中小企業向けの低価格プランから大企業向けの高機能プランまで、幅広く展開されています。自社に合わないシステムを選ぶと、必要な機能が不足したり、不要な機能にコストがかかったりする場合もあります。
経費精算システムが自社の業種に合っているかを確認することも大切です。店舗展開する企業と、従業員の出張が多い企業では、求められる機能が違います。
まずは、自社の経費精算での課題を整理し、最低限必要な機能を事前に洗い出しておきましょう。無料トライアルを活用して実際の使い勝手を確認し、現場の意見もヒアリングしながら導入を検討するのがおすすめです。
既存のシステムとの連携のしやすさ
経費精算システムを導入する際は、現在使用している会計ソフトや勤怠管理システムと連携できるかを必ず確認しましょう。同シリーズの製品で揃えると、社員情報や勘定科目などのデータも自動で同期されるため、設定の手間を削減できます。
また、連携方法にはCSV連携とAPI連携があります。CSV連携はファイルを手動でエクスポート・インポートする必要があるため、ミスが発生する可能性も否めません。
一方でAPI連携は、システム同士が自動でデータをやりとりします。手作業が不要になるため、入力ミスの防止や月末処理の短縮にもつながります。対応している連携方法も事前に確認しておくと良いでしょう。
入力補助機能があるか
経費精算システムを選ぶ際は、自社でよく使う経費の種類に対応した入力補助機能が備わっているかを確認しましょう。
例えば、交通費精算が多い場合は、ICカードの自動取り込みや乗換案内との連携機能が役立ちます。また、出張費や交際費が多い場合は、OCRによる領収書の自動読み取り機能があると良いでしょう。
入力補助機能が充実しているシステムほど、申請者の手入力の機会が減り、ヒューマンエラーや申請漏れのリスクを抑えられます。導入前に実際の入力フローをシミュレーションし、自社の業務に合った機能かどうかを確認しておくのがおすすめです。
ワークフロー機能は十分か
経費精算システムを導入しても、自社の承認フローを再現できなければ効果は半減します。
承認ルートの条件分岐や複数段階の承認など、必要な機能が揃っているかを事前に確認しましょう。機能が不十分だと、一部の業務でアナログ対応が残る可能性があります。
ただし、ワークフロー機能の詳細は公式サイトに載っていない場合も少なくありません。その場合は、無料トライアルで自社の申請フローを再現できるか検証するのがおすすめです。
経費精算システムを導入するメリット

経費精算システムの導入には、申請・承認業務の効率化や内部統制の強化など、さまざまなメリットがあります。
テレワークや多様な働き方が普及した現代では、場所を問わず経費精算できる環境の整備が、多くの企業にとって重要な課題となっています。それぞれのメリットを、以下で詳しく解説します。
従業員・管理者の工数を削減できる
経費精算システムを導入すると、OCR機能で領収書を撮影するだけで自動的にデータ化できます。手入力の手間を削減でき、経費精算にかかる時間の短縮にもつながります。
クレジットカードや各種決済サービスと連携すれば、明細を自動で取り込んで申請することも可能です。
申請・承認プロセスも自動化されるため、経費精算にかかるリソースを抑えられ、本来の業務に集中しやすくなります。
また、経費精算にかかる時間が短縮されれば、人件費の削減にもつながります。月末月初に集中しがちな経費処理の負担も分散でき、業務の平準化にも効果的です。
内部統制を強化できる
経費精算システムでは、申請・承認のすべての履歴がシステム上に記録されます。万が一、不正申請があった場合も早期に発見・抑止できるため、企業の透明性向上にもつながります。
また、OCR機能やカード明細の自動取り込みにより手入力の機会が減り、ミスや不正申請のリスクを減らせる点もメリットです。
なかには、事前に経費規定を設定しておけば、規定に違反した申請を自動的にブロックできるシステムも多くあります。内部統制を強化することで、取引先からの信頼向上も期待できるでしょう。
法令に対応しやすくなる
経費精算システムを導入すれば、法改正への対応は、システム側のアップデートによって比較的スムーズに行えるでしょう。
例えば、電子帳簿保存法は、国税関係の帳簿書類を電子データで保存することを認める法律で、1998年に施行されました。
2022年1月の改正以降、領収書などをスキャンして電子保存できるようになり、企業には適切な対応が求められています。手動で対応しようとすると、保存要件の確認やデータ管理に多くの手間がかかります。
経費精算システムであれば、このような対応もシステム上で完結でき、自社での煩雑なシステム改修やマニュアル変更が不要です。インボイス制度など、他の法令改正にも同様に対応できるため、法令対応に不安を感じている企業ほど導入効果を実感しやすいでしょう。
テレワークや多様な働き方に対応できる
クラウド型の経費精算システムはスマートフォンにも対応しているものが多く、出張中や在宅勤務中でも申請・承認を完結できます。インターネット環境さえあれば場所を問わず利用できるため、テレワークを含めた柔軟な働き方を推進したい企業にも適しています。
ハンコや紙書類が不要になれば、承認のためだけに出社するといった非効率な業務フローも解消することが可能です。
また、交通系ICカードや乗換案内との連携機能を活用すれば、外出先での交通費申請もその場で完結でき、領収書の紛失リスクも防げます。場所や時間を選ばない経費精算環境の整備は、従業員満足度の向上にもつながるでしょう。
経費精算システムを導入するデメリット

経費精算システムの導入には多くのメリットがある一方で、注意すべきデメリットも存在します。ここでは、経費精算システムを導入する際の主なデメリットを2つ紹介します。
導入前にデメリットをしっかり把握しておくことで、自社に合ったシステム選びや導入後のトラブルを防ぎやすくなるでしょう。
導入・運用コストがかかる
経費精算システムの導入には、初期費用や月額利用料がかかります。カスタマイズ費用やオプション追加によって、費用が膨らむ場合もあるため注意が必要です。
また、サービスによって料金体系は異なるため、導入前に複数のサービスを比較し、自社の予算や必要な機能を考慮して選びましょう。無料トライアルを活用し、実際の使い勝手を確認してから導入を検討するのもおすすめです。
従業員への浸透に時間がかかる場合がある
経費精算システムを新たに導入する際は、これまでの業務フローを見直す必要があります。また、システムの操作方法を従業員に説明する手間も発生するため、導入直後は一時的に業務負担が増える場合もあるでしょう。
スムーズな導入を実現するには、移行期間を十分に設けることが大切です。あわせて、直感的に操作できる設計のサービスや、導入サポートが充実しているサービスを選ぶと失敗しにくくなります。
経費精算システムはシェアだけでなく、自社の課題や運用体制に合うシステムを選ぼう

経費精算システムを選ぶ際に、シェアや導入実績は安心材料の一つになります。
導入企業数が多いサービスほど、開発への投資余力が大きく、機能アップデートや法改正への対応が迅速な傾向があります。また、連携できる外部サービスが豊富で、サポート体制も充実している点が特徴です。
一方で、シェア上位のサービスであるからといって、自社に合うとは限りません。導入・運用コストや従業員への定着のしやすさなど、デメリットも事前に把握することが大切です。
自社の規模・業種・既存システムとの連携可否・必要な機能まで総合的に検討したうえで選びましょう。本記事で紹介した11サービスを比較し、気になるサービスは無料トライアルや資料請求で実際の使い勝手を確認してみてください。
経費精算業務に課題を感じている場合は、早めに比較検討を始めることで、業務効率化の効果を早期に実感しやすくなります。
